こんにちは。
ジョージです。

馬主席からの2019年ジャパンカップのファンファーレです。

さて、昨日ルクシオンについて記事を書きましたが、
キャロットクラブを退会するときに感じていたことを今日は書きます。

競走馬の年間の維持費についてを考えたとこ
一口馬主の場合購入時期にもよりますが概ね1歳の10月頃から維持費が発生してきます。
1/400口なら牧場にいるときは月800円~1,200円(この辺りはクラブ・育成状況によりますが)。
厩舎に入厩すると1,500円~1,800円と、こちらも厩舎によりばらつきがあるかと思います。

ざっくりとですが出資するにあたりその馬が引退するまでの維持費を
3,000万円かかると想定して出資しています。
3,000万円+馬の購入代金
ルクシオンの場合だと3,000万円+馬の代金720万円=3,700万円
これを引退するまでに稼がないと実際の収支はプラスに転じてきません。
さらに馬主の元へは進上金を引いたざっくりと75%相当が馬主の手残りです。

新馬戦を勝ち馬代金はほぼ回収できたのですが、
ここからはいかに数多く出走し特別出走手当を稼ぎつつ、
本賞金もしくは出走奨励金をいかに稼ぐかが収支に影響してきます。
何気に特別出走手当ってバカにできないんですよね。

馬主目線での私が理想的な馬だなと感心するのは「ヨシオ」です。
月2回以上走ることにより特別出走手当で厩舎への委託料を賄いつつ、
賞金を稼いでくれる、これは一番難しいことだと思います。

選ぶ馬をよっぽど間違わなければ、馬代の回収は結構簡単に達成できます。
問題はこの維持の回収までを視野に入れる必要があること。
「人によっては馬代が稼げればいいよ」「夢を買ってるからいいんだよ」
よくわかります。
それも一口馬主の楽しみ方だと思います。
でもやっぱ稼げたほうが楽しいと思います。

キャロットクラブを退会した理由のひとつは先日書きましたが、
プラス馬代が高くなりすぎていると感じたのもあります。
結果も出ているし、それでも満口になるのだから仕方がないとは思いますが、
年間10走も走る馬が少なく、それも面白くないなと感じたこともあります。
やはり走ってる姿を見て、新聞で馬柱を見て、
友人たちと「あぁでもない・こうでもない」を繰り返すのが楽しいなと考えています。

話が脱線してますが、馬代が高い+維持費を考えたらやはり
回収するのは非常に困難なことは想像できると思います。
夢を買うのならいいのですが・・・

超A級の血統馬もいいのですが、ある程度セレクトされているクラブの馬を選ぶのが
なんだか相馬眼を磨くというより選馬眼を養っているように感じてしまって。
「この血統でなんで走るの!?」という馬を選んで走った時の感動を求め
ノルマンディーOCにお世話になっています。

馬代金をいかに安く抑えて走る馬をセレクトできるか。
今の自分にはこの方法で走る馬の特徴を捉えられるよう日々過ごしています。

私が過去に出資した馬はこちら。
重賞勝ち馬とG1馬を掲載しています。
途中から世代1頭ルールを適用してますから、自画自賛になりますがそこそこいい成績です。
これら出資馬のおかげで今仲良くさせてもらっている馬主さんと出会え、濃い競馬談議ができるようになりました。


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